Love & Peace のこと
2012年 05月 02日
今日は忌野清志朗さんの命日。
武道館で追悼のトリビュートライブがありました。まぁ当然ながら私は行けてないですけど…。
初めて清志朗さんを聴いたのはRCサクセション。中学の頃クラスの女の子からカセットテープをもらってその中に「雨上がりの夜空に」とかを聴いた。(確かB面はアナーキーだったような記憶が。。。)
で、そこから傾倒して行ったかというとそういう訳ではなくて、そこそこ聴いてる程度でしたが…
「東京バンドワゴン」シリーズ 小路幸也著
この本のせい。
バンドワゴンって言っても音楽の話しじゃなくて、古くから続く東京、下町の古書店の話。
この本に出会って、その中に登場する“我南人(がなと)”さんが清志朗さんに思えて仕方がないから。
我南人さんは古書店の息子なんだけど「伝説のロッカー」、口癖が「LOVEだねぇ」もうそれだけで重なるでしょ。
とにかくこの本に登場する堀田家の面々が凄くよくて、勘一→我南人(ここまでは奥さんに先立たれ…)→藍子、紺、青の三兄弟にその伴侶やら子供やら、そして猫と犬と、ご近所の皆さんと、常連さんと、出てくる登場人物がみんな素敵で、それは勘一の奥さんのサチさんが、天国へ行かずにこの大家族の傍にいて私たちに語ってくれるからってのもあって、とにかく素敵な人たちなんです。
そして必ず巻末には
あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ
の1行。
寅さんや寺内貫太郎一家とかそんな感じなのかも知れないけど、ちゃぶ台ひっくり返すとかないし、昭和の話しとかじゃないし、サザエさんみたいに年を一向に取らないこともないし、1冊に春夏秋冬があって季節の描写が細かくて季節感たっぷりだし、で、LOVEがある。
そんな本。
今日読んだのは…
武道館で追悼のトリビュートライブがありました。まぁ当然ながら私は行けてないですけど…。
初めて清志朗さんを聴いたのはRCサクセション。中学の頃クラスの女の子からカセットテープをもらってその中に「雨上がりの夜空に」とかを聴いた。(確かB面はアナーキーだったような記憶が。。。)
で、そこから傾倒して行ったかというとそういう訳ではなくて、そこそこ聴いてる程度でしたが…
「東京バンドワゴン」シリーズ 小路幸也著
この本のせい。
バンドワゴンって言っても音楽の話しじゃなくて、古くから続く東京、下町の古書店の話。
この本に出会って、その中に登場する“我南人(がなと)”さんが清志朗さんに思えて仕方がないから。
我南人さんは古書店の息子なんだけど「伝説のロッカー」、口癖が「LOVEだねぇ」もうそれだけで重なるでしょ。
とにかくこの本に登場する堀田家の面々が凄くよくて、勘一→我南人(ここまでは奥さんに先立たれ…)→藍子、紺、青の三兄弟にその伴侶やら子供やら、そして猫と犬と、ご近所の皆さんと、常連さんと、出てくる登場人物がみんな素敵で、それは勘一の奥さんのサチさんが、天国へ行かずにこの大家族の傍にいて私たちに語ってくれるからってのもあって、とにかく素敵な人たちなんです。
そして必ず巻末には
あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ
の1行。
寅さんや寺内貫太郎一家とかそんな感じなのかも知れないけど、ちゃぶ台ひっくり返すとかないし、昭和の話しとかじゃないし、サザエさんみたいに年を一向に取らないこともないし、1冊に春夏秋冬があって季節の描写が細かくて季節感たっぷりだし、で、LOVEがある。
そんな本。
今日読んだのは…
# by kiku6510 | 2012-05-02 23:45 | 本のこと