Love & Peace のこと   

今日は忌野清志朗さんの命日。


武道館で追悼のトリビュートライブがありました。まぁ当然ながら私は行けてないですけど…。


初めて清志朗さんを聴いたのはRCサクセション。中学の頃クラスの女の子からカセットテープをもらってその中に「雨上がりの夜空に」とかを聴いた。(確かB面はアナーキーだったような記憶が。。。)


で、そこから傾倒して行ったかというとそういう訳ではなくて、そこそこ聴いてる程度でしたが…


「東京バンドワゴン」シリーズ 小路幸也著


この本のせい。


バンドワゴンって言っても音楽の話しじゃなくて、古くから続く東京、下町の古書店の話。


この本に出会って、その中に登場する“我南人(がなと)”さんが清志朗さんに思えて仕方がないから。


我南人さんは古書店の息子なんだけど「伝説のロッカー」、口癖が「LOVEだねぇ」もうそれだけで重なるでしょ。


とにかくこの本に登場する堀田家の面々が凄くよくて、勘一→我南人(ここまでは奥さんに先立たれ…)→藍子、紺、青の三兄弟にその伴侶やら子供やら、そして猫と犬と、ご近所の皆さんと、常連さんと、出てくる登場人物がみんな素敵で、それは勘一の奥さんのサチさんが、天国へ行かずにこの大家族の傍にいて私たちに語ってくれるからってのもあって、とにかく素敵な人たちなんです。


そして必ず巻末には


あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ


の1行。


寅さんや寺内貫太郎一家とかそんな感じなのかも知れないけど、ちゃぶ台ひっくり返すとかないし、昭和の話しとかじゃないし、サザエさんみたいに年を一向に取らないこともないし、1冊に春夏秋冬があって季節の描写が細かくて季節感たっぷりだし、で、LOVEがある。


そんな本。

今日読んだのは…
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# by kiku6510 | 2012-05-02 23:45 | 本のこと

GW突入!   


世の中は一斉にGWに突入ですね。


サラリーマンしていた頃は特になるするでもなく、会社の仲間と遊んだり、東京にいた頃は帰省して姪と遊ぶことで終わってた。


花屋になってからは…母の日まで遊ぶ暇はありません。


花屋っていう商売は難しい。。。と、思う。


花って喜びを伝えたり、お悔やみを伝えたり、自分の家の庭を綺麗にしようとしたりして、基本誰かのためや自分のために、そういう心に添うものであると思ってる。


でも商売は違う。


やっぱり去年よりは今年のほうが売り上げがあったほうが良いし、たとえ個人商店でも成長したい。


頭のいい花屋さんはその辺の折り合いがうまく出来ていて、素敵な花をうまく売っていけるんだけど、どうも私はその点が不器用。


かといって、利益度外視みたいなことは出来ない。家賃やらスタッフさんのお給料やら仕入れやら支払うもの支払って自分の生活が成り立たないことには意味ないし、私だって貧乏よりはそれなりにお金もあったほうが良い。


こういうことを悩むのは決まって母の日前。


スーパーのテナントに入っていると、この時だけのお客さんがぐぐっと増える。普段花を買わなかったり、飾らなかったりする人もお母さんに花をっていう方が増えるから。


それは有難いことで、出来ればその1日から少しは花に興味を持ってくれればなお有難い。


でも忙しくなるとフラストレーションが溜まる。


自分の目が届かないことが増えるからだ。


全てのお客様に挨拶して、全てのお客様の注文を聞き、作り、送り出すことは不可能だから私の知らないところで流れていくお客様がいる。


満足されたか、されてないかも分からない。


それがフラストレーションの元だ。


それでなくても最近は他の仕事で店をサボることが多くなり、接客していない時間や花束やアレンジを作る時間が少なくなっているから焦るのかな。


うちのスタッフさんについては有難いことに大きな問題を抱えているわけではないので取り越し苦労だったりするのだけれど。


そんな感じでいるので、やっぱりお客様の心に寄添ってこその商売なんじゃないかと思ったりする。


甘いのかな。


甘ちゃんなので、普段数字のことはあまり気にしないようにしてる(数字は旦那がしっかり管理してるし)。


でも、「とはいえ」なのだ。


とりあえず、25日以降今日までは前年よりは良いみたい。


そしてその不安を13日まで抱えながら仕事をするのだ。


それでもお客さんに寄り添う姿勢は忘れずに続けたいと思う。


それが理想。


信念と呼びたいかも。。。
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# by kiku6510 | 2012-04-29 00:16 | 仕事のこと

奸婦にあらず 諸田玲子   

本を読むことが好きです。


どんなに忙しくても、1日の中でどこかで少しでも活字を読まないといられない性分、昨年はそのせいで(床にある本を取ろうとして…)ぎっくり腰になり、友達に本禁止令を出される始末。。。


それでも現在も読まずにいられません。


ブログを引越しして真っ先に紹介しようと思った本は別にあったんだけど、今はこの本に夢中です。


「奸婦にあらず」 諸田玲子著


幕末の桜田門外の変、水戸藩の浪士に殺された大老井伊直弼、直弼がまだ彦根藩のしがない部屋住みでいた頃にその密偵として美貌と才気で翻弄し、後に本気の恋仲になるも引きちぎられ数奇な運命をたどることになった“村上たか”の話しです。


文庫にして600ページを越す長編歴史小説。


時代小説好きな自分としては読み応え充分。


この中ではたか、直弼、そして後に出てくる主馬(国学者で直弼の師となる)の3人を中心に、京、彦根、尾張、江戸が複雑に絡み合い、そして水戸藩が出てきてあの事件に繋がり、事件後も災難に見舞われながらも生き抜くたかが描かれてます。


話しは坊人(忍びのこと)として直弼に近づいたたかが本気で惚れてしまうところから始まる。


その頃の直弼は井伊家の14男という不遇の時代で、兄が家督を継ぎ、その他の兄弟は他家へ養子に行き、同母の兄が嫡子となり、自分は「お次様」の冷や飯食いだった。「お次様」というのは嫡子が正式に家督を継ぐまでの保険のようなもの。他家に養子に行くでもなく藩のお屋敷の中で何をするでもない日々。この頃は子供が誰でも成人まで育つ確信は無かったからね。お家のためには「お次様」は絶対必要、個人の想いよりもお家大事でしたからね。


ただ、直弼は己を磨くことだけは忘れなかったの。学問を学び身体を鍛え、和歌をたしなみと立派な人だったのは確かなの。


そこに目をつけたのが多賀神社(今は多賀大社というらしい)の坊人を取り仕切る慈算という院主(これがなかなかの狸じじい)。また、尾張藩もひそかに目を向ける。そこで登場するのが内偵として送り込まれるたか。


密偵として送り込まれたはずが二人は相思相愛となる。でも、たかは以前藩主(直弼の兄)の伽役(要は妾)をして逃げた経歴があり、それが直弼にばれて二人は離れ離れになる。


そのうち嫡子の兄が死に、養父であり兄である藩主が死に14男にして直弼が藩主となる。


その頃のたかは院主の慈算から離れ主馬の手先となって働く(すべては直弼のため)。


藩主となった直弼、大老となり紛争するが、アメリカとの外交問題や将軍家のお世継ぎ問題などで水戸家と対立することとなっていく。


後はご存知の通り桜田門外の変に繋がっていくのだけれど、直弼が死、主馬も囚われの身となり刑場の露となる。


たか自身も一度は捕らわれるけど、命拾いしその後は尼となって明治9年まで生きたみたい。


抜粋するとそんな話しなんだけど、ここで問題になっているのは直弼、水戸藩どっちが正しいかということではなく、「志を持って生きる」ということ。


そこに感動しちゃうんです。


あくまでも作者のフィクションではあるけれど、史実には基づいているし。


実は幕末はあまり好きではなく、直弼が彦根藩主だったことも知らないでいたんですよねー。恥ずかしい。


だけど、こういう生きにくい時代に志を持って命を懸けて動くということがすばらしく心に響くんです。


あー読んでよかったって思って。


たかは直弼の子供を身ごもるんですけど、産んですぐ里子に出すんです、生涯会わないんです。そしてとにかく一途に直弼のことを思い、直弼の為に働こうと主馬の手先となって宮家に仕えたりします。


それとこの話しの中で一貫しているのはたかは弁天様の生まれ変わりとされているところも面白いかな。


何度と無く死ぬような目にあっても生かされている。それは弁天さまがまだ生きよと言っていると…。


直弼が死に、師と仰ぐ主馬も死に、以前に生んだ息子も自分と同じ坊人となったために自分より先に死に…そんな中でも「仏さんに生かされてる」と思って生き抜こうとするたかに感動してしまう。


そんな本です。そして諸田玲子という作家に感動してしまう。





で、問題が。





私、本を読むとすぐに本に感化されちゃうのでこの中で出てくる京言葉が脳内を占領するんです。


彦根を中心としてる話しですけど、言葉はきっと京言葉。「…しはらへん」とか「かましまへん」「…おますさかい」。。。


あー頭の中が京言葉で埋め尽くされていく。


でも、関西の方って他の地方の人が関西弁のまねするの嫌がるんでしょ?


次の本に心を持っていかれるまで堪忍なー。


ほな。


あ、ひとつだけわからない言葉、「てんごう」ってなに?前後の文章の流れからすると『嘘』みたいなんだけど、「てんごういわんといて」とか「てんごうやおへん」などと使われてる。


今でも使うのかな?
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# by kiku6510 | 2012-04-28 00:55 | 本のこと

すみません   

心の平穏が訪れません。


も少しブログ再開には時間が掛かるみたい。


あ、総会は何とか無事終了しました。


お陰さまで。


それとは別に課題が山積み。


なんか頭の中脳ミソ沸騰中です。


あと数日で落ち着くと思うので…。


では。
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# by kiku6510 | 2012-04-25 23:24

すみません   


ただいま22日の支部総会に向けて準備で一杯一杯です。


ゆっくりブログに向かう時間とか心の余裕がありません。


しばらくお待ちを。。。
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# by kiku6510 | 2012-04-17 12:14 | その他